いまや「世界のいまコミ」に!
国際総合情報誌『MONOCLE』で紹介されました!

国際総合情報誌『MONOCLE』(本部:ロンドン)の2020年7・8月合併号(6月28日発行)に、
今宿コミュニティガーデンが、扉を含めカラー5ページで紹介されました。
(5月29日に、東京支局が現地取材に来てくれました)

同誌は、英国発のライフスタイル・マガジン『WALLPAPER』を手掛けた
タイラー・ビュリレ氏が2007年に創刊した総合情報月刊誌です。
日本を含む世界90カ国以上で発行され、いまや「いまコミ」は「世界のいまコミ」となりました。

記事としては、巻末16ページの世界のコミュニティガーデン特集(正確には“Meets the gardeners”?)で、
コペンハーゲン・横浜(いまコミ)・ケープタウン・ロンドンの4カ所のガーデンが4Pずつ(ロンドンは3ページ)
写真中心に紹介されています(16ページの特集全文は こちら)。

この特集の扉ページは、なんと、いまコミの木村代表のポートレートです。
木村代表は、いまや「ミスター・コミュニティガーデン」として、世界の顔にもなった訳です。

以下、雑誌表紙と、特集扉を含むいまコミ部分を掲載します。
(写真を2回クリックすると、もっと大きくなります)。
「どなたか英語が得意な方は、全文翻訳してメール送信していただけと嬉しいです」と書いたら
早速、翻訳してくれた方がいました。ありがとうございます! 本ページ最後に掲載しました。
▲掲載された『MONOCLE 』2020年7・8月合併号表紙です。 ▲巻末16ページ特集の1ページ目(扉)です。
▲本文1P目です。 ▲本文2P目です。


                       ▲本文3〜4ページ目です。特集16ページ中、唯一の見開きです。

<扉の日本語訳>


自然の中に出向くのは、私たちの健康にとっていいことですが、街のどこに行けばあるのでしょうか?
私たちは
コンクリートとガラスで囲まれた世界の中で、
日光を浴び自分で育てたものを食す、素晴らしい園芸家たちに会いに行ってきました。


ガーデンを抜けると


<本文1P目の日本語訳>


日本では「都市農業」は難しそうですが、
横浜の「今宿コミュニティガーデン」は、より自給自足の都市生活に希望の萌芽を示しています。
横浜駅の喧騒から車で20分。サッカーのピッチの10分の1ほどの広さの庭は、学校や保育園に囲まれた静かな住宅街内に位置しています。
オクラ、ふっくらしたイチゴ、バターカップイエローの柚木フルーツ、ゴ―ヤ(苦いひょうたん)など、
様々な花、ハーブ、農産物が栽培され、地域のイベントで提供されています。

「二俣川ニュータウン」と呼ばれる地域は、1970年に、東急という不動産会社によって開発されました。
「当時、東京に通勤するために多くの家族が引っ越してきました」と、コミュニティガーデン代表の84歳の木村吉夫さんは言います。
「現在、4,000軒の住宅が建てられ、約12,000人が住んでいます。」

2004年には、5人の同じ志を持つ住民のグループが思いついたコミュニティガーデンのアイデアを掘り下げ自治体と交渉を始めました。
市はこの場所を見つけてくれました。木村さんは言います。「それは手つかずのまま残された土地の最後の区画でした。」

市所有の土地は、不法投棄のゴミでいっぱいで、地域からは愛されていなかったので、
良い状態にスクしますと約束したグループに貸与されることになりました。
「コンディションはかなり悪く、最初の数年間は“そば”しか育ちませんでした」と木村さん。
長年の努力の結果、今日では土壌は肥沃になり、農薬を使うこともなくなりました。

維持費用は、会費(現在40名の個人会員と現地企業が登録)や、
あちこちから100人以上の来場者を集める秋の収穫祭などのイベント収益でまかなわれています。

ほとんどのメンバーは悠々自適にリタイヤされた方々ですが、
一方で、近くの保育園や学校の子供たちも、泥にまみれて、ジャガイモや植物の種子の収穫を手助けしてくれます。
「市内の子供たちは野菜がどのように生育するかを知りません」と木村さんは言います。
「自分たちが口にする食べ物について学ぶことは、彼らにとって大切なことなのです。」

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